看護師の給与アップと聞いても簡単にできるのかな、と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。だいたい看護師の年収は400万から500万くらいです。初年度給料は月20万円台前半くらいが平均で少しずつ勤務年数に応じて増えていくのが普通です。しかし、この年収をアップできる可能性もあります。
看護師には認定看護師、専門看護師、という日本看護協会が制定している資格があります。これを取得するのは病院を休んで特定病院での学習や研修が必要になりますが、資格がつくと資格手当がつきます。また1年休んで助産学校や保健師学校へ行き、しっかり免許を取得する方法もあります。ただ資格も免許も狭き門です。働きながらしっかり勉強しなければなりません。管理職を目指すのも給与アップにつながります。こちらも資格が必要で、働いてすぐ目指せるわけではないです。ハードルは高いですが勤務年数10年あたりからどんどん狙っていくのはキャリアアップにつながります。師長を務めたあとは看護部に配属され病院全体の経営にも関われるようになる可能性もあります。
思い切って転職するのも給与アップに繋がることがあります。都会の方が給与は高く、また病院の母体が国立、公的機関の方が私立の病院より高く、安定しています。ただ、やっぱりあっちの病院の方が、やっぱり向こうのほうが、と転々としていてもキャリアは積んでいけません。しっかり自分のスキルを上げながら自分のスキルにあった待遇、かつ給与をくれるところをしっかり見極めていく必要があります。給与アップは簡単ではありませんが、不可能ではありません。看護師に向けたサイト『目指せ！年収1000万』を参考にしつつ、自分のスキルアップに努めると良いでしょう。